回帰・赤とうがらし帝国

2回目の観劇になります劇団鹿殺しの舞台。今回は下北沢駅前劇場にて、劇団としては第20回公演かつ今年で10周年なのだとか。はぁ、すごいですね。

覆面プロレスラー「テンヤモンウルフ」の娘として生まれた女、タエ。脇役として人生を過ごした父に対し、常に主役を求めて走り続けるタエの半生を、彼女の「骨」――タエの人生に関わり、通り過ぎていった男性たちが語るというストーリー仕立て。「嫌われ松子の一生」を思い起こさせる感じでした。ただこのステージでは、次々死んでいく男たちに対してタエは「絶対死なない」のだけど。女は生き残って戦い続けなければならないのですよ。

「お前の体の中には小人の国があって、強く願えばその小人が何でも叶えてくれる。その国の名前は赤とうがらし帝国。タエ、お前が女王さまや。」


前作「ベルゼブブ兄弟」と比べてヒロイン・タエがガシガシ前面に出て来ては一人ピンで歌う、という場面が多く、もうちょっと違うもの観たいなぁと思うところもありましたが、全体的には面白かったです。…こういう心地よい狂いっぷり好きです♪身体さばきや何かに芸達者な役者さんが多くて、歌も上手かったですし。これも前作ではあんまり気づかなかったけど、菜月チョビさん身体づかい上手っ!歌もすごっ!他の役者さんたちも台詞が力強いから、狂った物語の中でも言葉が流れずちゃんとずしんと伝わってくる。


「お前が何に生まれてこようと、それはもう終わったことや。お前にはその腕がある。それでつかめんものはない!」

個人的には父から子へのこの台詞がいっちゃん好きでした♪

それから、タエにとって重要な人たちが「骨」になっているというコンセプトもいろいろ考えさせられました。

「歩は私の最後の骨やった…もう一度歩き出す力をくれた、私の足の骨やった」

関わった人たちが自分の中に骨となって存在すること。

愛して愛してものすごく愛した人とか、
憎んで憎んでそりゃもうものすごく憎かった人とか、

イヤでもそういう、どうしようもなく関わってしまった人たちが結局のところ、骨となって私の土台をつくっている。その一方で、どうしても骨にはしたくない人もいる。コイツだけはあたしの中に入れたくないんだー、ということではなくて、「私」とゆうものの外側に、ちゃんと居て、一緒に歩いてほしい人たち。自分になっていてほしいもの、自分とは違うものとして好きでいたいもの。好きなものに共鳴したり同化したりするだけじゃなく、そういう「外側」の好きなものが増えていくのはきっとよいことなんでしょう、私にとって。


この、骨を持つ前よりも、あたしはちゃんと進んでいますか。


ちなみに私が行った回はおまけつきで、終演後に劇団員さん方が「劇場であった怖い話」体験を語ってらっしゃいましたが…普通に怖いって(@@;;)
一般に劇場って出やすい集まりやすいという話は聞きますが、そこへ加えて照明を落としてロウソクで百物語風に……

劇場って、コワいんですね。。;

魔の原宿。

先週…もう、先々週?ふと立ち寄ってしまったラフォーレ原宿グランバザール
ここのセールはすごいんです@@;)


毎回5日間オンリーの開催で、タイムセールとかサンプルセールとかのイベントごともあって、店員さんはメガホンで叫びながら踊ってるし、果てはサンバカーニバルに出てきそうな人たちが踊ってるし、最終日には入場制限のかかるお店が出たり(列に並んで次はココからココまで〜制限時間10分です、とか)なんかもうお祭り騒ぎになるんです@@;) 


久しぶりに時間が空いたので、混んでるだろうな〜と思いながらちょっとのぞいてみた…んですが。


Σ;(゚∇゚|||ノ)ノ不況ですね!!!
前きた時と比べて、人の少なさが衝撃でした。
店の中普通に歩けますもんね?(←この感想もなんかおかしいけど)
商品も残ってますしね?そのぶんお店もがんがん値下げしてくれたから嬉しかったといえば嬉しかったけど……

ロリータ系のお店にも人がいなかったのはちょっとさびしかったです。
何故かAngelic Prettyにわんさか人がいて、アリスアンドザパイレーツとかh.naotoもそこそこ賑わっていたけれど、私がまわった時はPUTOMAYO閑古鳥。Janeも比較的商品残ってたかな?そして…最終日前なのに、Emily temple cuteにあんなにサンプルが残ってるなんて初めて見ました(゚∇゚|||)

ロリータはオシャレというよりアイデンティティとかイデオロギーな感じを勝手に持っていたので、そこは不況に負けてほしくないなー、と。ばりばりお財布と相談しながら買い物してる私が言っても全く説得力ないです↓


それにしても下妻物語読みながら原宿に行くもんではないです。
まかり間違ってBABYのお洋服に手を出しそうになります@@;)
不況なんだってば、バイトが決まらないんだってば、それより着ていくポリシーないだろお前と自分に言い聞かせつつ頑張ってセーブ(><)そこは我慢して、最近はきつぶしまくってる靴の補充をしました。…ちょっと我慢しきれなかったモノもありました;セールに行く時は強い意志が必要です(p_-)

ちょうど虹が出た日だったので写真は虹。これでもか!というくらいくっきり出ていて、道行く人がみんな携帯構えてました。虹を抜きにしても、この日の空はすごくキレイでした。歩道や、歩道橋やにみっしり詰まった人の群れがみんなしてニコニコしながら空を見上げてるのはなかなかに微笑ましい光景でしたよ。

アクセイベント


写真は…5月29日から6月7日まで高円寺で開催されていた「第二回 少年展」で購入したモノです。あっという間に…もう、一ヶ月半くらい前ですね(汗)
サイトはこちらhttp://bg.linksion.com/index.html

「少年」をモチーフにしたオブジェやイラスト、アクセサリーなどが展示・販売されていたこのイベント。今回は「探偵倶楽部」がテーマということで、作品の中にアルファベットを一文字ずつ紛れ込ませ、観覧客はそれを見つけてつなげて言葉にする…というクイズ企画つき。題して「少年探偵が探しているものは?」。これが…なかなか難しかったです^^;) 最初はみんなわからなかったらしく、私が行った日にはヒントが出ていました。同じ文字二回使うっていうのは…言われないとわからないよー(苦笑)

そんな中で選んだモノたち。コインリングは出展していた友達の作品なんですが、最近のマイブーム、「銀河鉄道」ってイメージがして一目惚れ。もう一個のアイテムは万華鏡です。中にキラキラしたものが入ってるんじゃなく景色を映してみるもの。「忘れもの入り万華鏡」だそうです。無謀を承知で万華鏡写メにれっつトライ。

[%7C]


ちなみに映したのは雑然としたうちの本棚……^^;)
うーんやっぱりキレイには撮れなかったなぁ(汗)


ワスレモノハ、ナンデスカ?
コレカラ拾イニ行キマセンカ。


無茶苦茶遅ればせながらも書いているのは、明日からまたアクセイベントがあるからです。銀座で7/7〜7/12まで開催される「ACCESSORY11 / Lovin' especially」。
http://ac11.jugem.jp/

友達もまた出展しているのでのぞきに行く予定…お財布と、相談しつつ(汗)ファンタジックで、ノスタルジックで、硬質で…こんな雰囲気の小物、すきなんです^^

PUZZLE

Break the Recordsに引き続き、いってきましたジャニコン…(笑)
関ジャニ∞「PUZZLE」東京ドーム公演。どんだけジャニーズファン…みたいになってますが^^;) 今回は関ジャニ好きの友達に同行。言い訳のようですがジャニーズのライブって、どこから観ても何かが楽しめるように方々にしかけがしてあったり(アーティストがいない舞台ではJr.が踊ってたり)演出がハデだったり、踊りがかっこよかったりして楽しいんですよ♪ダンス見るの好き♪

関ジャニといえば「好きやねん、大阪」とか「∞SAKAおばちゃんROCK」とかお笑い街道一直線みたいな印象を勝手に抱いてたんですが、歌をきくに実はものすごく健全・さわやか・まっすぐアイドルグループって感じなんですね。Kinkiを上回るファミリー向けスタイル…MCで「メンバーに子供ができたらどう育つか」をネタにひとしきり盛り上がってたのなんて象徴的かも。生で結婚と子育てを語るジャニーズグループっていうのもすごいなぁ。KAT-TUNの「お前ら声出てねぇぞ〜〜〜〜!!騒げ〜〜〜〜!!!」って雰囲気が染み付いていたので、このファミリー的空気にはちょっとカルチャーショックでした。あ、でもちゃっかり楽しかったけど。あとはパフォーマンスを観に行ったというより、イベントに参加しに行ったような感覚が強かったのも新鮮なところです。お客さんが一緒に歌ったり間の手入れる部分がすごく多かったり、ダンスの振りがすごくはっきりしててそろってるから皆一緒に踊ってたりと、ほんとにイベントっぽい感じが強かったんですよね。「後楽園で僕と握手!」みたいな。実際「エイトレンジャー」なわけですが^^;)「明日からまた辛いこともあると思いますけど、また関ジャニと一緒に遊びましょう!」と、そのまんまのことをメンバーが言ってくれていました。ライブってハレの日で、日常とは違った「トクベツ」な時間だということ。関ジャニのライブは「一緒に遊ぶ」時間だということ。関ジャニってそういうポジションなんだなぁ、としみじみ思うとともに、ものすごくはっきり言ってくれるなぁと、これまたちょっと面白かったです。


めずらしくちょっと客観的になってますが、この日はドーム千秋楽だったようでサプライズゲストが豪華!
まず横山裕出演のドラマ、「ザ・クイズショウ」つながりで嵐櫻井翔が登場!そしてそして。アンコールの最中、どっかで見たような「K」「T」「N」のアルファベットのついた着ぐるみが出て来て…着ぐるみ脱いだら!KAT-TUN亀梨和也田口淳之介・中丸雄一!

…私、変なところで頑固なんです。ライブに行っても、自分がめちゃくちゃファン!っていう人以外にきゃーきゃー言うのってちょっとためらってしまう…なんか浮気してるみたいじゃないですか、後ろめたい@@;) 一途なんです、いちず(←開き直り)。でも最近は気遣いって必要よね、とかライブって皆でつくるもんよね、とか(この物言い、なんか昔はすっごくイヤだったけど…)騒がせるのがアイドルの役なら騒ぐのが観客の役か、とか思うようになって、ちゃんとそれなりに騒ぐようにしてるんです。ハイ。。;)

そんなわけで大人しく「きゃー☆」「きゃー☆」騒いでたんですが、KTNが登場した瞬間「きゃーーーーーーーーー☆☆☆」となってしまったワタシ…我ながらひどい観客だと思います;;ごめんよ関ジャニ


ちなみに写真は友達から飛んできたら取っといて!と頼まれた銀テープ。アンコールの時打ち上げられて降ってきたやつです。「2∞9 PUZZLE」の文字とカラフルなパズルの模様入り。こんなとこまで凝ってるあたり、なんだかんだですごいなジャニーズ事務所、って思いました。ちなみに取っとかなきゃーって手をのばした瞬間、重みで加速して落ちて来たテープの紙芯に直撃されるというおまけつきでした…^^;)

Brreak the Records

ばたばたと過ぎていった5月。しかししかし、その中で大好きなものをいっぱい観たので思い返しつつ書いておこうと思います。

中でもBreak the Records!!
KAT-TUN 不滅の10日間ライブ in東京ドームであります。東京ドーム史上連続公演記録を塗り替えるのでBreak the Records。
そうそう私、いちばん好きなジャニーズグループはKAT-TUNなんです*^^*

そしてKAT-TUNのライブは激しいので好き(p><)q
開演の照明がはいると、ドームの巨大なステージに人の壁が!!マス目状に組み上げられたスペースの中に人、人、人がいて…それが皆踊っているわけです。友人ともども思わずぞわっと身震いするほどの迫力。一回V6か何かのPVでみかけ、一度生でみてみたかった演出…後で知ったんですが今回、ジャニーズJr.200人を投入していたとか…人海戦術ですね。この力技的エネルギーの奔流、好きです♪

中でもいちばん好きだったのは亀梨和也のソロパート「1582」。
女形?花魁?の女装着物姿で1番を歌い、2番は簪引き抜き「男」になって歌う。それがものすごい色気…うらやましいくらいの艶なのです;

「優しいのやら何なのか 一秒ごとに色を変える
 
 どうか どうか 私(わたくし)を その手でつかんでいて…」


もともと和風のモノ、あやうい感じのモノ、男の人の歌う女ことばに弱い私。ものすごい好きな世界観でした。「やら」とか、微妙に言葉が崩れるなり振り崩れる感がまた好き♪

そしてしみじみ。私、「狂いたい」んだ、って思ったのです…

別に変な意味で発狂したいわけではなくて^^;何か狂おしいもののために劇場や舞台やライブに、足を運んでるんだなぁ自分、と。


それから意外にぐっときたのは上田竜也のソロパート「花の舞う街」。まず流れるテロップがとっても切ない。細かいところ若干うろ覚えですが、こんな感じです。


「まず 歩きます」

「あなたと二人」

「つまらない夢だと あなたは笑うかもしれない」

「でも」

「ただ二人並んで歩く、それだけのことが

 どんなに難しいことか

 オレは良く

 知っているから…」



知ってる。

並んで歩いているつもりで、大丈夫だとふと横を向いて、…振り返ったらもうそのひとはいなくなってしまってること。「今度あえる」が、どんなにあっけなく喪われてしまうものか。

恋愛相手に死別したことはありませんが、だいじなひとを急になくしてしまったりしたことはあります。超高齢化社会だし、地元(苦笑)ひとってあっけなくいなくなってしまうんだなぁ、と実感したのは10歳くらい。


自分がわらっているカゲで、知らないうちに喪われてしまうかもしれないもの。それが怖くて、もう、わらっていられなくなったこと。
ただの私のエゴだとしても。とてもかなしかったから。かなしかったから…


…だから難しいんですよ^^ただ並んで歩くこと。難しくって、大切なんですね*^^*だから大事なひとと一緒に歩ける時間をたいせつにいたしましょう。

ちなみに上田竜也、舞台でロミオとジュリエットやったばかりなので、バックのモニターにはその映像が流れるわけです。そりゃロミオとジュリエットは一緒に歩くの難しいよね。そんなことを考えながら聞くと、なにげに泣けちゃったりします。

しかし…そんな平穏な日常が「かけがえのない夢」だと歌う歌詞に感情移入した自分に。


Σ( ̄□ ̄)歳を感じました


ファンタジー大好きっこなのにな〜。大ロマンス大好きっこなのにな〜…って。。;

いろんなことが

せっぱつまってきてますね;;

バイトとあれとこれとそれと学会と! あーーーーーー。
でもこのくらいでいっぱいいっぱいとか言っちゃいけないんでしょう。むん。


今まで見ないようにしてきたこと。
見ないようにしてることさえ見ないようにしてきたこと。


もういい加減、正面から見据えないと前に進めなくなってるんだなぁと思います。。だいじょぶ、焦らなきゃできる子!


考えたことも、読んだもの見たものも「積ん読」もいっぱいあるけど。なんかどんどん流れてっちゃいますね…記録って大事ですね今更ながら。


そんな最近のおともはアミノ酸サプリメントです^^;)
免疫機能向上…若干プラシーボ効果がまざってるかもしれないけれど。でもコレで風邪ひき、すれすれのところで食い止められるようになった気がします。


もうちょっと頑張って…一息ついたら整理したいな、色々。

入学式シーズン

今日、キャンパスの八重桜がキレイな花吹雪になって散っていました。昨日夜桜がキレイだから写メとろうとしたら、怪談に出てきそうなショットになってしまって凹みました…ともあれギリギリ入学式まで、桜の花は保ったみたいですね。

さて入学式シーズン。今年はバイトざんまいでした^^;)


新入生ガイダンスに学科のパンフくばりに行って、様変わりした教養キャンパスに久々足を踏み入れたり。さすがにちょっと胸に去来するモノがあったけど、作業でそれどころの騒ぎではありませんでした(汗)開始30分前、まだ準備も終わってないっちゅーに来るわ来るわ新入生。あの頃は私もこんなにマジメに早く来てたんだっけ…?(汗)

そして一大イベント入学式当日。私のバイト先は構内の売店で、今年はスタッフ不足のため総動員を求められてたのですが…

うっかり早朝バイトとダブルブッキーング( ̄▽ ̄;

あわててバイトをハシゴするハメになりました。朝のバイトは駅構内での販売なので、

7:00〜11:00には通勤ラッシュの波と
12:00〜19:00には入学生+父兄サマ方の波と

必死にとりくむことに…@@;
想像よりは穏やかだったものの、疲れてたとこに11時間接客やってへろへろです。。  

この時期によぎるなんとなく物悲しいような、ちょっとメランコリックなあの気持ちは今年は感じてる余裕もなかったですね^^;)それどころのさわぎじゃなかったもん!それにつけても、「初めて」づくしだったあの頃がどんどん遠くなっていくんだなと思いました。初心を忘れずに。とはいうものの、確実にかわっていかなきゃならないから。新年度はもっと前に進んでいけるように、がんばっていきましょう☆


写真はホラーな感じになってしまった夜桜…怖いよね^^;)